ドラフト当日、八村塁の1巡目9位指名に対するアメリカの反応は、賞賛一色というわけではありませんでした。米大手スポーツメディアのESPNやCBS Sportsの速報ドラフト採点(ドラフト・グレード)では、一部の辛口アナリストがウィザーズの選択に対して「C+」や「ややリーチ(本来の順位より高く指名しすぎた)」という懐疑的な評価を下していました。
当時の現地ファンや専門誌の論調は主に以下の2点に分かれていました。
- 肯定的見解:「NCAAトーナメントで見せた勝負強さは本物」「ウィザーズに不足していたタフなウイングスコアラーが手に入った」
- 懐疑的見解:「現代NBAで通用する3ポイントレンジがあるのか」「全体9位ならガードのキャム・レディッシュらを獲るべきだったのではないか」
しかし、開幕を迎えると八村選手はルーキーシーズンから平均13.5得点、6.1リバウンドをマークし、NBAオールルーキー・セカンドチームに選出。前評判の懐疑論を自らのパフォーマンスで瞬く間に沈黙させました。