長年にわたり女性医療を牽引してきた対馬ルリ子医師は、近年の受診傾向について「かつては『歳のせい』と諦められていた関節痛や手指のこわばりが、ようやく婦人科学の領域で正当に評価されるようになってきた」と解説する。ホルモン補充療法(HRT)や生活習慣の改善によって、多くの場合で症状の大幅な軽減が期待できるという。
さらに、近年拡大を続けるフェムテック産業の動きも女性たちの強い味方となっている。例えばLINEヘルスケアなどのオンラインプラットフォームを活用すれば、忙しい日常の合間に専門医へ手軽に初期相談を行うことが可能だ。テクノロジーの発展により、人知れず痛みに耐える時代から、科学的にアプローチする時代へと大きくシフトしている。