神の帰還!マイケル・シェンカー・グループ名盤と脱退劇の真実

神の帰還!マイケル・シェンカー・グループ名盤と脱退劇の真実

神の帰還!マイケル・シェンカー・グループ名盤と脱退劇の真実にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

世界中のロッカーの中でも、マイケル・シェンカーほど日本のロックファンと深く、情緒的な絆で結ばれているギタリストは稀です。1970年代後半のUFO時代から音楽雑誌『BURRN!』や『ミュージック・ライフ』を通じて熱烈な支持を集め、日本では敬愛を込めて「神」の称号で呼ばれ続けてきました。

その熱狂が頂点に達したのが、前述した1981年の初来日公演です。日本武道館のステージにマイケルが登場した瞬間、割れんばかりの歓声とともに会場全体が揺れました。日本人特有の「哀愁を帯びた叙情的なメロディを愛する感性(浪花節的・演歌的とも言えるマイナーペンタトニックの泣き)」と、マイケルの作るメロディが見事に合致したことが、この熱狂の根底にあります。

2010年代以降には、歴代のボーカリストたち(ゲイリー・バーデン、グラハム・ボネット、ロビン・マコーリー、ドゥギー・ホワイト)を一度に招集した夢のプロジェクト「マイケル・シェンカー・フェスト(Michael Schenker Fest)」を立ち上げ、幾度も来日公演を敢行。かつての確執を乗り越え、笑顔で同じステージに立つマイケルと歴代シンガーたちの姿は、昭和・平成・令和と彼らを追い続けてきた日本のファンに深い感動を与えました。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。