この発言が単なる芸能人の失言の枠を超えて大炎上した最大の理由は、高齢出産に挑む女性や不妊治療に苦しむ人々への尊厳を著しく傷つける言葉として受け止められた点にあります。「腐る」という極めて刺激的かつ不衛生なニュアンスの単語が、生命の誕生を象徴する「羊水」と結びつけられたことに対する嫌悪感と憤りは凄まじいものでした。
ネット上では「命がけで出産に臨む母親たちを冒涜している」「影響力のある歌姫が公共の電波で流す言葉ではない」といった激しい非難が殺到。騒動はネット空間にとどまらず、翌日には大手新聞各紙やテレビのワイドショーがトップニュースとして大々的に報じる事態へ発展しました。
企業側の対応も迅速を極めました。倖田さんがイメージキャラクターを務めていた化粧品ブランドや飲料メーカーは、即座にCMの放映中止やWebサイトの掲載差し替えを発表。所属事務所エイベックスの株価急落や、公式サイトへのアクセス集中によるサーバーダウンなど、実社会・経済界を巻き込む未曾有の事態へと膨れ上がったのです。