近藤選手のキャリアにおける最大の転機となったのが、2026年オフの国内FA権行使でした。長年慣れ親しんだ北海道を離れる決断には、複数球団による激しい争奪戦の中で激しい葛藤があったとされています。
オリックスや西武、ロッテ、そして残留を願う日本ハムなど各球団が好条件を提示する中、環境が大きく変わる福岡ソフトバンクホークスへの移籍を決断するにあたり、最も親身に相談に乗ったのが奥さんでした。
住み慣れた札幌から遠く離れた九州・福岡へ拠点を移すことは、まだ小さい子供を抱える妻にとっても生活基盤の一新を意味します。しかし奥さんは「あなたの野球人生なのだから、あなたが一番納得できる環境を選んでほしい」と背中を強く押したといいます。夫のプロフェッショナルとしての挑戦を尊重し、見知らぬ土地への移住を受け入れた妻の器の大きさが、7年総額約50億円とも報じられた大型移籍の成立を支えた決定打でした。