茶房いせはんの魅力を語る上で絶対に外せないのが、主役である「小豆」に対する並々ならぬ情熱です。同店で使用しているのは、京都府亀岡市や南丹市などの丹波地方で契約栽培された最高級「丹波大納言小豆」。大粒で皮が薄く、豊かな風味と上品な甘みを持つこの小豆を、熟練の火加減で粒を壊さぬようふっくらと炊き上げています。
名物「いせはん特製あんみつ」の器に広がるのは、まさに手作り素材のオーケストラです。
・丹波大納言小豆の粒あん:豆本来の芳醇な香りと、上品でキレの良い甘さ。
・自家製寒天:伊豆諸島産の天草をじっくり煮出して作る、雑味のない澄んだ磯の香りと歯切れの良さ。
・白玉:注文ごとに茹で上げられる、もっちりと吸い付くような茹でたての弾力。
・黒豆(丹波黒):時間をかけて柔らかく煮含められた、ふくよかなコク。
・抹茶ゼリー・ソフトクリーム:京都・宇治の良質な抹茶を使用し、ほろ苦さと濃厚なミルク感が絶妙に調和。
これらにかける黒蜜も、沖縄県波照間島産の純黒糖をじっくり煮詰めた自家製。市販のシロップのようなトゲのある甘さは一切なく、小豆や寒天の繊細な風味を極限まで引き立てます。すべてのパーツが妥協なく手作りされているからこそ、最後の一口まで飽きることなく至福の余韻が続きます。