お茶の間の大人気キャラクターとなったシスターラビッツでしたが、1996年春、安室奈美恵は惜しまれつつ番組を卒業することになります。このポンキッキーズ卒業理由の真相は、彼女がソロアーティストとして空前のメガヒットを記録し、超多忙を極めたことにありました。
出演期間中の1995年1月、「安室奈美恵 with SUPER-MONKEY'S」名義でリリースした「TRY ME 〜私を信じて〜」が70万枚を超える大ヒットを記録。さらに同年秋、音楽プロデューサー・小室哲哉との本格タッグが始動し、ソロシングル「Body Feels EXIT」「Chase the Chance」を立て続けにリリースすると、チャートの頂点を席巻しました。
瞬く間に「アムラー」と呼ばれる熱狂的なフォロワーを生み出し、社会現象へと昇華していった安室奈美恵。連日の音楽特番、ライブリハーサル、レコーディングに追われる中で、早朝ロケやレギュラー収録を継続することは物理的に困難を極めていました。子ども番組の枠組みを軽々と飛び越え、国民的トップアーティストへと覚醒したことによる、必然の「栄光のステップアップ」だったのです。