Q1:学校のぎょう虫検査テープは今でも個人で購入・検査できますか?
A1:はい、可能です。小児科などの医療機関で医師の判断のもと「肛門部スメア法(セロファンテープ法)」の検査キットが処方されるほか、民間の検査機関が提供する郵送型検査キットをネット通販等で購入できます。起床直後の排便・入浴前に2日連続で肛門に押し当てて検体を採取します。
Q2:市販のパモキサンは何歳から飲めますか?幼児に飲ませても大丈夫ですか?
A2:市販のパモキサンナイコは5歳以上から服用可能です。5歳未満の乳幼児は腸管や代謝機能が未発達なため、市販薬は使用できません。5歳未満の子どもに感染の疑いがある場合は、必ず小児科を受診して適切な処方薬(シロップ剤や体重に応じた処方)を受けてください。
Q3:子ども1人だけに虫が見つかった場合、症状のない親や兄弟も薬を飲むべきですか?
A3:原則として、同居家族全員で同時に服用することが強く推奨されます。成人の場合、ぎょう虫に感染していても強いかゆみを感じず「無自覚な保虫者」になっているケースが多く、発症した子どもだけを治療しても、親から再び子どもへ卵が移る「ピンポン感染」を繰り返す原因になります。
Q4:飼っている犬や猫などのペットからぎょう虫がうつることはありますか?
A4:ヒトに感染するぎょう虫(Enterobius vermicularis)は、人間のみを宿主とする「固有宿主性」の寄生虫です。犬や猫の体内でぎょう虫が繁殖して人間にうつることはありません。ただし、ペットの体毛に室内のホコリや卵が物理的に付着する可能性はあるため、部屋の掃除とブラッシングは清潔に保ちましょう。