赤い帽子に丸メガネというおなじみの出で立ちで愛された「ワクワクさん」こと久保田雅人氏。2026年現在も、全国の幼稚園や保育園、カルチャーセンターを駆け巡る出張工作教室や各種イベントのステージで超多忙な日々を過ごしている。年齢を感じさせない軽妙なトークと指先の冴えは健在で、自身の公式YouTubeチャンネルでも自慢の工作技を精力的に配信中だ。
一方、相棒である愛らしいクマの男の子「ゴロリ」も過去の遺物などではない。NHKオンデマンドをはじめとする動画配信サービスでのデジタルリマスター放送により、新たな子どもファンを増やし続けている。大型周年イベントや特別番組の企画では不定期ながらワクワクさんとの黄金コンビが再会を果たし、往年のファンを歓喜させている。
ファンの間でとりわけ語り草となっているのが、ワクワクさん演じる久保田雅人氏が「当初は工作がそこまで得意ではなかった」という意外な事実だ。オーディションで見出された話術と演技力を買われて抜擢された久保田氏は、陰で血のにじむような特訓を重ね、あの魔法のようなハサミさばきを自分のものにしたという。華やかな画面の裏に隠された泥臭い努力こそ、名作を支えた真の秘密なのだ。