ビスマルクピザの最大の特徴は、塩気、酸味、そして卵黄のまろやかさが織りなす三位一体のバランスにあります。ベースとなる設計にはいくつかの定番が存在します。
基本構成となるのはピザビスマルクトマトソースベースにモッツァレラチーズを敷いたスタイルです。使用されるピザビスマルクチーズの種類としては、ミルキーでフレッシュな「フィオール・ディ・ラッテ(牛乳のモッツァレラ)」や、よりコクと酸味が際立つ「モッツァレラ・ディ・ブーファラ(水牛モッツァレラ)」が好まれます。ここにコク出しとしてグラナ・パダーノやパルミジャーノ・レッジャーノを振りかけるのが本格派の手法です。
具材の組み合わせにおいて不動の人気を誇るのがピザビスマルク生ハムアスパラです。加熱して甘みを引き出したグリーンアスパラガスのシャキシャキとした食感と、プロシュット(生ハム)の熟成された塩気が、濃厚な半熟卵と合わさることで完璧な味の調和を生み出します。ほかにもキノコ(マッシュルーム)やベーコン、黒胡椒がビスマルクピザ定番具材として重宝されています。