Q1:水族館の大水槽で、泳いでいる個体を一発で見分けるコツは?
A1:最も分かりやすい目印は「頭部の前面に2本の角のようなヒレ(頭鰭)があるかどうか」と「口が前にあるか下にあるか」です。頭の両脇から前へヒレが突き出し、正面に大きな口が開いていればマンタです。頭部先端が滑らかな菱形で、口が下のお腹側についていれば一般的なエイです。
Q2:マンタは人を襲ったり噛みついたりすることはありますか?
A2:人を襲うことは絶対にありません。マンタの歯は退化して微小な粒状になっており、主食も小さなプランクトンであるため、人間を噛みちぎるような歯の構造自体が存在しません。ただし、巨体であるため意図しない衝突や、海面ジャンプの着水に巻き込まれる物理的事故には注意が必要です。
Q3:海でエイに刺されてしまったとき、絶対にやってはいけないNG行動は何ですか?
A3:刺された患部を「冷やすこと」と「無理に棘を引き抜くこと」です。エイ毒は冷やすと痛みが激化し、分解が遅れます。また、返しがついた棘を力任せに抜くと筋肉組織や血管が破壊され、大出血を引き起こす危険があります。まずは45度前後の熱湯に浸して除痛し、棘の処置は医師に委ねてください。
Q4:ナンヨウマンタとオニイトマキエイは、水族館や海の中でどうやって見分けますか?
A4:背中の白い模様と、お腹の黒い斑点パターンで見分けます。オニイトマキエイは背中の白い模様の境目が明瞭な「T字型」を描き、口の周りが黒く、お腹の斑点が下腹部に集中します。ナンヨウマンタは背中の白模様がなだらかな「Y字型」を描き、口の周りが白く、エラ穴の周辺にも黒い斑点が散らばっています。