鮭とサーモンの違いを徹底解剖!刺身で食べられる理由と呼び名の真相に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
売り場で目にする鮭やサーモンは、品種ごとに脂質の量、身の質感、最適な調理法が根本から異なる。それぞれの特徴を整理したのが以下の客観データ比較である。
魚種・名称詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価白鮭(秋鮭・時鮭)脂質:約3〜5%
天然物(日本近海・北太平洋)100gあたり180〜250円
基本は加熱専用脂が少なくあっさり。バター焼き、鍋物、ちゃんちゃん焼きなど油脂を加える和洋料理に最適。銀鮭(シルバーサーモン)脂質:約10〜15%
チリ養殖・三陸養殖が主体100gあたり200〜280円
定食や弁当の塩鮭主力身がふっくらと柔らかく安定した脂質。朝食の焼き鮭やおにぎりの具材として最も親しまれる王道。紅鮭(ソックアイサーモン)脂質:約8〜10%
北太平洋産(ほぼ100%天然)100gあたり350〜500円
高価格帯の高級贈答用抗酸化物質アスタキサンチンが全魚種中最多。深紅の身と濃密な旨味を持ち、塩焼きで最高の価値を発揮。アトランティックサーモン脂質:約15〜22%
ノルウェー・チリ海面養殖100gあたり400〜600円
生食(刺身・寿司用)とろけるような濃厚な脂と甘み。空輸の「生(チルド)」は臭みが皆無で刺身の頂点に位置する。サーモントラウト脂質:約12〜16%
養殖ニジマス(海水順致)100gあたり300〜450円
生食(回転寿司・惣菜)鮮烈なオレンジの発色と程よい脂質。アトランティックよりも軽やかで、カルパッチョや巻き寿司に最適。
売り場でこれらを見分ける際は、「皮の模様」と「身の筋の入り方」に注目すると判別しやすい。白鮭は皮が銀色で身が淡いピンク色、脂の白い筋がほとんど見えない。銀鮭は全体的にうろこが細かく銀白色で、身に薄い脂肪線が入る。紅鮭は身が燃えるような濃い赤色をしている。一方、アトランティックサーモンは身の間にくっきりと太い白い脂肪の縞模様が等間隔で走り、トラウトサーモンは脂肪線が細く赤みが際立っている。