ネット上の口コミやSNSで一時話題となった「品川プリンスのアメニティ有料化」という噂。この真相は、2026年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」を受けた提供方法の構造改革と脱使い捨てへのシフトが発端です。
結論から言えば、歯ブラシやカミソリなどの基本アメニティが宿泊代金とは別に請求される「完全有料化」は行われていません。現在も無償提供されています。ただし、かつてのように「客室にあらゆる使い捨てプラスチック製品が山積みされている」状態から、以下のような運用へと進化しています。
- バイオマス素材への変更:歯ブラシやヘアブラシの柄に竹や植物由来プラスチックを配合したエコ素材を採用。
- 必要な分だけのセルフピックアップ:カミソリ、ヘアゴム、コットンなどはフロントカウンター周辺や専用スペースから宿泊者自身が必要な個数を受け取るスタイルへ移行。
- ミニボトルの廃止:個包装の使い捨てシャンプーボトルを全廃し、客室据え置きの大容量ディスペンサーへ統一。
「部屋に入ったらアメニティが少なくなっていた」という宿泊客の第一印象が、ネット上で「有料化されたのでは?」という誤解を生んだ要因と言えます。ホテル側が無駄な廃棄を削減し、持続可能な宿泊体験を目指す取り組みの一環です。