幌西小学校の進路動向を語る上で欠かせないのが、「中学受験」と「伏見中学校への内部進学」という2大ハイレベルルートの存在です。
幌西小学校の卒業生の約7割から8割は、通学区域の指定校である札幌市立伏見中学校へ進学します。伏見中学校は、古くから札幌市立啓明中学校や向陵中学校と並び、公立トップ校である「札幌南高校」をはじめとする道立東西南北4校(南・北・西・東)への合格者を多数輩出する公立名門校として知られています。そのため、「中学受験をあえてせず、公立ルートで伏見中から札幌南高を目指す」という明確な学習設計を持つ家庭が非常に多いのが特徴です。
一方、私立・国立の中学受験を選択する家庭も全体の2〜3割を占めており、これは札幌市内平均の数倍に達する水準です。主な進学先としては、以下のような難関校が挙げられます。
- 北海道教育大学附属札幌中学校:学力上位層が多数挑戦する定番の国立難関校。
- 北嶺中学校(男子):道内最難関私立。東大・京大・国公立大医学部を目指す層の主要ターゲット。
- 立命館慶祥中学校:SPコース(特進)を中心に高い人気を集める中高一貫校。
- 札幌光星中学校・藤女子中学校・札幌日本大学中学校:それぞれの教育特色や大学接続を重視した堅実な進学先。
市電や地下鉄東西線(西18丁目駅・円山公園駅)を利用して、円山・大通・札幌駅周辺に集積する「四谷大塚」「日能研」「能開センター」「進学プラザ」などの大手進学塾に通塾する児童が学年が上がるごとに増え、放課後の学習習慣がごく当たり前に定着している点もこの地域の際立った特徴です。