映画監督や映像クリエイター、あるいは表現者として自立を目指す道は、一般的な会社員としてのキャリアパスとは大きく異なります。昭和から平成にかけてのエンタメ界では「理不尽な現場での根性論」が横行していましたが、現在の映像業界はコンプライアンスや労働環境の健全化が進み、「論理的思考力・共同作業における対話力・自己管理能力」が不可欠な時代へとシフトしました。
【プロの判断基準】日本映画大学・映像進学に向いている人・慎重になるべき人
表現の道を志すにあたり、後悔のない選択をするための基準を提示します。
▼ 向いている人の条件:
- 他人の感情の機微や日常の違和感に対して強い関心と観察眼を持っている。
- 集団での共同作業において、自分の意見を主張しつつ他者の意図を汲み取れる協調性がある。
- 誰かに指示されるのを待つのではなく、自ら作品の企画を立ち上げる主体性がある。
▼ 慎重になるべき人の条件:
- 「有名人に会えそう」「なんとなく華やかそう」といった曖昧な動機で選ぼうとしている。
- 安定した固定給や定時勤務など、一般的な大企業の福利厚生を最優先に求めている。
- 批評やフィードバックを感情的に受け止めてしまい、改善へのエネルギーに変換できない。