新築の配管で後悔ゼロへ!さや管ヘッダー工法の真実と交換費用相場

新築の配管で後悔ゼロへ!さや管ヘッダー工法の真実と交換費用相場

新築の配管で後悔ゼロへ!さや管ヘッダー工法の真実と交換費用相場に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

給水給湯配管システムの世界でゲームチェンジャーとなった「さや管ヘッダー工法」。その仕組みは、外側に保護用の樹脂製蛇腹管(さや管)を通し、その中に本来の送水管(内管)を通す「さや(鞘)と刀」のような二重構造にあります。

給湯器や水道メーターの近くに「ヘッダー」と呼ばれる分配器を設置し、そこからキッチン、浴室、洗面所、トイレなどの各給水箇所へ、途中で分岐することなく1対1で単独配管します。

一方、かつての木造住宅や昭和・平成初期のマンションで主流だったのが「先分岐工法(タコ足配管)」です。1本の太い主配管を床下に這わせ、そこからチーズと呼ばれる継手を使って各水回りへと枝分かれさせていく構造でした。

先分岐工法の最大の弱点は、「床下や壁の中に多数の継手(接合部分)が存在すること」でした。配管トラブルや水漏れの約8割以上はパイプ本体ではなく継手部分の劣化や施工不良から発生します。さや管ヘッダー工法は、床下や壁内にある見えない部分の継手を完全に排除したことで、住宅の配管信頼性を劇的に向上させました。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。