花火大会の醍醐味である飲食エリアですが、くらわんか花火大会の屋台出店場所は枚方会場の有料・無料観覧エリア後方および、高槻会場の特設エリアに集中します。枚方側では昼前から地域振興の音楽ステージが稼働しているため、午後15時を過ぎると主要な屋台の前には長蛇の列が形成されます。並ぶだけで30分以上を費やす事態を避けるには、会場到着前に京阪百貨店や駅周辺商業施設で買い出しを済ませておくのが現場のセオリーです。
そして、誰もが最も直面したくないのが終演後の大混乱です。なぜあれほど凄まじい混雑が発生するのか、その構造的な理由を解剖します。
枚方地区のくらわんか花火大会の最寄り駅アクセスは京阪電車の枚方市駅と枚方公園駅に依存しています。しかし、会場の淀川河川敷から駅前へと通じる道路は幅員が狭く、数十万人が一斉に狭い路地へと流れ込むことで、完全な群集ボトルネックが発生します。終演直後には駅前広場で凄まじい入場規制が敷かれ、改札に到達するまでに1時間半から2時間近く立ち往生する事態が常態化しているのです。
このくらわんか花火大会の混雑状況を回避するための決定的な行動論は以下の3点に集約されます。
【鉄則1:フィナーレ10分前の完全撤収、または終演後1時間半の河川敷滞在】
中途半端なタイミングで動くのが最も危険です。最後の最大尺玉スターマインを見届けずに駅へ向かうか、完全に割り切って河川敷で夜風に吹かれながら待機し、混雑の第一波・第二波が完全に消え去ってから駅へ歩くかの二者択一です。
【鉄則2:あえて「高槻ルート」を採用する】
帰宅方面が大阪市内や京都方面であれば、高槻側の会場からJR高槻駅へ抜けるルートが有効です。徒歩距離は30分弱と長めですが、JRは新快速をはじめ輸送力が極めて高く、京阪のような改札前大停滞に巻き込まれるリスクを劇的に低減できます。
【鉄則3:車両利用の完全放棄】
会場周辺にはくらわんか花火大会の交通規制と駐車場の観点から、来場者用の駐車場は一切用意されません。午後から周辺道路は大規模な通行止め規制が敷かれ、近隣のコインパーキングも午前中で完全に満車となります。車で近付こうとすることは渋滞による自滅を意味するため、公共交通機関の利用が絶対の前提条件です。