苫小牧の天気完全解説!海霧・強風とフェリー運行や気温・降雪の実態

苫小牧の天気完全解説!海霧・強風とフェリー運行や気温・降雪の実態

苫小牧の天気完全解説!海霧・強風とフェリー運行や気温・降雪の実態に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

苫小牧の気象を語るうえで外せないのが、初夏から盛夏にかけて頻発する濃霧(海霧)です。地元で「じり」と呼ばれる霧雨状の濃密な海霧は、暖かく湿った太平洋高気圧の空気が、千島海流(親潮)で冷やされた海水面の上を通過する際に発生します。この冷気塊が南寄りの風に乗って市街地へ流れ込むと、日中でも気温が20℃を下回り、視界が数十メートルにまで狭まる海霧注意報が連日のように発表されます。

また、太平洋に開けた地形であることから、苫小牧の風速・風向きと沿岸波浪は海上の安全を直接左右します。南寄りの強風が吹き抜ける日は波高が一気に跳ね上がり、港湾エリアでは作業制限がかかることも珍しくありません。

興味深いのは、すぐ北に位置する新千歳空港周辺の天気と苫小牧の著しい対比です。新千歳空港が真夏の青空と30℃近い暑さに包まれている時間帯であっても、苫小牧市街地に入った途端、海霧による灰色の空と18℃前後の肌寒い冷気に包まれるという極端な局地気象が日常的に観測されます。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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