安定した装着感を保ち、一日中激しく動いても絶対にズレない基本の装着フローを解説します。準備するものは、ダッカール(ヘアクリップ)、コーム(柄付きのクシ)、そして必要に応じて少量のヘアスプレーのみです。
まずは正確なブロッキングから始めます。頭部を大きく3段(襟足付近、耳の高さ、耳上2〜3cm)に分け、下段から順に取り付けていくのが黄金ルールです。
ステップ1:襟足・下段のブロッキング
耳の付け根より下、うなじから約3〜4cm上の位置で髪を水平に分け取り、上の髪をダッカールで頭頂部にしっかり固定します。
ステップ2:外れないための土台作り(逆毛と摩擦)
クリップを挟む根元の自毛に、コームで軽く2〜3回逆毛を立てます。髪がサラサラして滑りやすい直毛の方は、この根元部分に少量のマット系ワックスやキープスプレーを馴染ませておくと、摩擦力が増して強固にロックされます。
ステップ3:クリップの固定と角度
クリップの中央を親指と人差し指で押し込んで「パチン」と開きます。コーム状のピンを逆毛の根元に対し、斜め上から下へすくい上げるように差し込んでから再度パチンと閉じます。地肌を直接挟むのではなく、根元の毛束だけをすくい取る意識を持つと、頭皮を引っ張らない痛くない付け方が実現します。
ステップ4:中段・上段の重ね付けとブレンド
耳のライン、さらにその2〜3cm上のラインへと同様の手順で重ねていきます。一番上の段を留め終えたらダッカールを外し、頭頂部の自毛を自然に下ろして、目の粗いブラシや手ぐしで自毛とエクステを優しく一体化させます。