俳優としてのキャリアを振り返る上で外せないのが、鮮烈な銀幕デビューとなった映画『牛首村』だ。清水崇監督が手掛けたこのホラー映画で、彼女は一人二役という極めて難易度の高い役に挑んだ。恐怖に震えながらも立ち向かう複雑な感情表現は、映画関係者を大いに驚かせた。
その後、アイスランドの巨匠バルタザール・コルマウクル監督による映画『Touch』への出演を果たし、演技の幅を国際舞台へと広げた。静けさの中に深い情念を秘めた演技は海外メディアからも高く評価され、ホラー映画で培った集中力と表現力が確かな実力へと結実していることを証明してみせた。