相模原市南市民ホールの主軸となる多目的ホールは、固定席400席(車椅子席スペースを含む)のキャパシティを備えています。大規模コンサートホールとは異なり、客席とステージの距離感が極めて近く、演者の息遣いやアコースティックな響きがダイレクトに伝わる設計が特徴です。
座席表のレイアウトを確認すると、中央通路を境に前方ブロックと後方ブロックに分かれており、後方に向かってしっかりとした段差(傾斜)が設けられています。取材班の現地視察および客席データ分析によれば、最後列からステージまでの距離は約20メートル程度に抑えられており、「オペラグラスがなくても演者の表情が視認できる」という高い居住性を誇ります。座席幅やシートピッチも標準的な公立ホール水準を維持しており、2時間前後の公演であればストレスなく鑑賞できる構造です。
また、施設内には多目的ホールのほか、リハーサルや小規模サークル活動に適した第1・第2練習室、会議室、展示に適したギャラリーが併設されており、複合的な文化活動のハブとして機能しています。