大所帯を抱える大学サッカー部において、下部カテゴリのモチベーション維持は永遠の課題とされる。しかし、ここではその常識が通用しない。インディペンデンスリーグ(Iリーグ)に参戦するセカンド・サードチームからも、毎週のようにトップチームへの抜擢が行われる。
評価基準は極めて明快だ。スプリント回数、デュエル勝率、チームコンセプトへのコミット度など、客観的なデータに基づき公平なチャンスが与えられる。昨日までBチームにいた選手が、週末の公式戦でヒーローになる。この流動性と緊張感こそが、部全体の底上げを支える最大のエンジンだ。