くらしきシティプラザ西ビルの現在|再開発と解体危機の全貌を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
くらしきシティプラザは、ペデストリアンデッキと地下通路を介して「東ビル」と「西ビル」が対をなす構造になっています。しかし、両者の現在地は対照的です。
東ビルの中核を担う天満屋倉敷店は、郊外型大型商業施設との競争に晒されながらも、デパ地下を中心とした食料品フロアの強化や地域密着型テナントの誘致、計画的な設備改修を重ねることで、安定した集客力を保ち続けています。これに対し、西ビルは小規模な事業用オフィスや個別店舗が点在する状態が続いています。
現在の西ビル内部を見ると、1階の鉄道窓口や路面店舗、医療機関、格安の事務所スペース(月額賃料3万円台〜などの物件)が営業を継続していますが、上層フロアの広大な空き区画が建物全体の活気を削いでいる印象は否めません。
比較項目西ビル(課題直面)東ビル(天満屋倉敷店)編集部の見解・分析竣工時期・構造1983年(地上8階・地下1階)1983年(地上6階・地下1階)同時期の開発だが用途と維持管理方針で分流主要機能・テナント臨海鉄道駅、事務所、元ホテル(空室)百貨店、専門店街、飲食フロア強力な核テナント(アンカー)の有無が決定的差に耐震性・設備対応大規模改修に莫大な費用、建て替え有力百貨店主導で継続的な設備投資・保全を実施区分所有が分散する西ビル側は合意形成が難航推定フロア稼働率約30%〜40%前後(上層階空室影響)85%以上(安定稼働を維持)駅前一等地に生じた広大な遊休床の再生が急務