ネット上の観光情報の中には、現地の実情と乖離した誤解が散見されます。訪問前に知っておくべき2大盲点を整理します。
誤解①:「園内すべての梅が一斉に満開になる特定の一日が存在する」
前述の通り、偕楽園の梅は多品種混植の設計がなされています。早咲きが散り始める頃に中咲きが咲き、中咲きがピークを過ぎる頃に遅咲きが咲き誇るため、「庭園全体の100%が同時に満開」になることはありません。どの時期に訪れてもそれぞれの趣がありますが、「一面の満開」を期待しすぎて特定の週末だけに固執すると、混雑に巻き込まれるばかりで期待とのギャップを生む原因になります。
誤解②:「JR偕楽園臨時駅は上り電車(東京方面行き)も乗れる」
これは最も注意すべきトラップです。JR偕楽園臨時駅は下り線(水戸・いわき方面行き)専用のプラットホームしか存在しません。そのため、東京方面へ帰宅する際は、偕楽園から水戸駅までバスや徒歩で移動するか、一度水戸駅行きの電車に乗ってから上り列車に乗り換える必要があります。この仕様を知らずに駅前で立ち往生する旅行者が後を絶ちません。