芸能界入りのきっかけとなったスカウトのエピソードは、まさにドラマのような偶然から始まりました。2012年、当時すでにティーン向けファッション誌『Seventeen(セブンティーン)』の専属モデルとして活躍していた姉・広瀬アリスの出演イベント(夏の学園祭)に、母とともに来場していたときのことです。
客席や関係者席の近くにいた広瀬すずの姿を、アリスの所属事務所(現・フォスタープラス)の社長が見逃しませんでした。関係者の証言によると、「遠目からでも発光しているかのような圧倒的な透明感と眼力があり、即座に声をかけざるを得なかった」といいます。
当時の広瀬すず本人は、バスケットボール一筋の生活を送っており、モデルや女優という職業には全く興味を示していませんでした。しかし、「お母さんやお姉ちゃんの力になりたい」「新しい世界に挑戦してみたらどうか」という周囲の後押しもあり、同年の「ミスセブンティーン2012」オーディションに応募。応募総数6,515人の中から見事にグランプリに選出され、専属モデルとしてのキャリアをスタートさせました。