このメソッドの中核をなすのは、英国の元歯科医師マイク・ミューが提唱した「正しい舌の定位置」の保持である。単に舌先を上顎につけるだけではなく、舌全体を上顎の粘膜に密着させることが求められる。
具体的な手順は以下の通りだ。まず、リラックスした状態で口を閉じ、歯を強く噛み締めずに軽くなじませる。次に、ツバを飲み込む動作を行い、舌の先端だけでなく奥側(後方三分の一)までを上顎の天井部分(硬口蓋から軟口蓋の手前)へぴったりと吸い付ける。最後に、鼻呼吸を徹底し、顎の力を抜きながらその状態を維持する。これが基本的なミューイングの実践法とされている。