ドジャースに移籍して以降、球団関係者やクラブハウスの選手たちから漏れ伝わってくる評価は、彼の人間的魅力をさらに鮮明にしています。ムーキー・ベッツやフレディ・フリーマンといった百戦錬磨のスーパースターたちが驚かされたのは、大谷翔平の「気さくで無邪気な少年のような振る舞い」でした。
試合前のベンチやクラブハウスでは、同僚にちょっかいを出したり、スペイン語のスラングを交えて軽口を叩き合ったりと、ムードメーカーとしてチームに溶け込んでいます。デーブ・ロバーツ監督も「翔平は巨大なプレッシャーを背負っているにもかかわらず、毎日本当に楽しそうに野球をやっている。その明るいエネルギーがチーム全体を救っている」と手放しで賞賛を送っています。
契約金や名声にとらわれず、裏方のスタッフや通訳、ボールボーイにまで同じ目線でフランクに接する姿は、球団職員の間でも絶大な信頼を獲得しています。威張ることも卑屈になることもないフラットなコミュニケーションこそが、厳しい勝負の世界でチームメイトから絶大な評判を勝ち取る土台となっているのです。