高価な除湿機器を買い揃えなくても、家庭にある日用品を活用することで強力な防湿・防臭環境を構築できます。その代表格が「重曹」と「新聞紙」です。
重曹を使ったタンス除湿方法は、空き瓶などの容器に重曹を8分目まで入れ、通気性のあるガーゼや不織布を輪ゴムで被せて引き出しの隅に置くだけです。重曹は空気中の余分な水分を吸着すると同時に、汗や皮脂由来の酸性臭を中和消臭するダブルの働きを持ちます。粉末が湿気を吸って固まってきたら交換の合図であり、使い終わった重曹はそのままシンクや浴室の掃除用クレンザーとして再利用できるため無駄がありません。
また、新聞紙の木材パルプ繊維は多孔質構造になっており、優れた吸湿性を誇ります。引き出しの底に新聞紙を敷き、その上にインク移りを防ぐための通気性シートやタオルを重ねるだけで、底面に滞留する湿気を効率よく吸収します。丸めた新聞紙を衣類の隙間に数本差し込んでおくだけでも、空気の通り道が生まれ結露予防につながります。