ナンと別れる日本人?南インド料理ブームの深層と名店・ミールスの作法

ナンと別れる日本人?南インド料理ブームの深層と名店・ミールスの作法

ナンと別れる日本人?南インド料理ブームの深層と名店・ミールスの作法の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

南インド料理店を訪れた際、メニュー表に並ぶ聞き慣れない料理名に戸惑う初心者も少なくありません。しかし、いくつかの基本アイテムを把握しておくだけで、その魅力は何倍にも広がります。

1. サンバール(Sambar)とラッサム(Rassam)

南インドの食卓における「味噌汁と吸い物」に相当する絶対的二大汁物です。

  • サンバール:トゥールダル(キマメ)などの挽き割り豆と、ドラムスティック(モリンガのサヤ)やナス、オクラなどの季節野菜を煮込み、タマリンドとスパイスで仕上げた優しいとろみのある豆野菜スープ。
  • ラッサム:トマトとタマリンドの強烈な酸味をベースに、黒コショウとニンニクをガツンと効かせたクリアな薬膳スープ。飲むだけで胃腸が活性化する、南インドのソウルフードです。

2. ドーサ(Dosa)

米とウラド豆を一晩水に浸してすり潰し、自然発酵させた生地を鉄板で薄くクレープ状に焼き上げたもの。外側はパリパリ、内側はもっちりとした食感で、発酵由来のほのかな酸味が特徴です。スパイスで炒めたジャガイモを包んだ「マサラ・ドーサ」は世界的な人気を誇り、ココナッツチャトニやサンバールに浸して食します。

3. バスマティライスと南インド式ビリヤニ

南インドでは細長い最高級香り米バスマティライスや、丸みのあるポンニライスが愛用されます。特にケーララ州タラセリやハイデラバードの南インド風ビリヤニは、北部のものよりもスパイスの輪郭が際立ち、ミントやパクチー、青唐辛子を効かせたフレッシュな風味が格別です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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