庭の雑草の中でも、特に駆除難易度が高い「最凶の三大多年生雑草」がスギナ、ドクダミ、ヤブガラシです。これらは地上部をむしり取っても、地下に残ったわずかな根や茎から無限に再生します。
1. スギナ(トクサ科)
「地獄草」とも呼ばれるスギナは、地下深くまで強靭な地下茎を網の目のように張り巡らせます。酸性土壌を好み、春先にはツクシを出した後にスギのような緑色の葉を繁茂させます。手で引っ張ると地際でちぎれて地下茎がそのまま残るため、グリホサート系の浸透移行型除草剤を葉に塗布または散布し、成分を根の先端まで送り込んで枯死させるのが確実な根絶手段です。
2. ドクダミ(ドクダミ科)
日陰や湿った場所を好み、特有の強い臭気を放つ多年草です。白く柔らかい地下茎が四方八方に伸び、ちぎれた小片からも発芽します。完全に除去するには、土を掘り返して白い地下茎をふるいで徹底的に取り除くか、葉が出揃った初夏に葉面吸収型の除草剤を集中的に処理する方法が有効です。
3. ヤブガラシ(ブドウ科)
「藪を枯らす」という名の通り、つるを伸ばして庭木やフェンスに巻き付き、日光を遮って樹木を弱らせます。地中にはサツマイモのような太い多肉質の塊根を形成するため、引き抜くだけでは枯れません。つるを地際で切断し、切り口に高濃度の除草剤原液を塗布するか、十分に葉を茂らせた状態で薬剤を吸わせる対策が決定打となります。