今でこそ骨太でワイルドな大人の男というイメージが定着している金子ノブアキですが、芸能界への第一歩は1990年代初頭の子役時代にまで遡ります。当時の写真や映像を振り返ると、彫刻のように整った目鼻立ちと愛らしさを兼ね備えた、まさに奇跡的な美少年ぶりでした。
特に注目を集めたのが、国民的人気子ども番組『ポンキッキーズ』への出演や、昼ドラの金字塔『天までとどけ3』(1994年)における丸山家の知(とも)役としての出演です。当時の特番インタビューや回顧録において、本人は「周囲がプロの大人ばかりの現場で育ったことで、物心ついたときから自己表現に対する客観的な視点が養われた」と語っています。
子役特有のあどけなさの中に、どこか冷ややかな知性と気品を漂わせていた当時の姿は、現在のドラマや映画で見せる鋭い眼光の原型そのものと言えます。