参議院という舞台は、衆議院とは異なる独自の論理と役割が求められる。解散がない6年間の任期の中で、いかに持続的な政治的影響力を維持できるか。小西氏はこれまで、行政の不透明な決定プロセスを暴く行政監視機能の行使に全力を注いできた。
だが、選挙戦という泥臭い泥仕合の現場では、官僚的な正論や法理だけでは勝ち切れない。自民党をはじめとする対立陣営は、地域密着型のドブ板選挙で組織票を徹底的に締め上げにかかる。参議院議員としての政策実績をどのように有権者の実感へと変えていけるか。政策通ゆえの課題が、ここに横たわっている。