Q1:完全無料のツールだけで、江戸時代の先祖まで遡った家系図を作れますか?
A1:可能です。ただし江戸時代まで遡れるかどうかはツールの機能ではなく、「戸籍が現存しているか」にかかっています。現行の公的戸籍(明治19年式戸籍など)で遡れる限界は概ね幕末(天保〜安政年間生まれ)までです。それ以前を調査するには菩提寺の過去帳開示や古文書の調査が必要となり、ツールの代金とは別に現地調査や寺院への謝礼等が発生します。
Q2:エクセルと専用ソフトでは、実際の作業効率にどれくらいの差が出ますか?
A2:登録人数が30名を超えたあたりから劇的な差が現れます。エクセルは世代の追加や配偶者の挿入時に手動でセルや線を移動させる必要がありますが、専用ソフトであれば人物データを追加するだけで系図全体の配置が自動的に再計算されます。また、旧字体(「髙」「﨑」「邊」など)の文字化け防止機能も専用ソフトの方が圧倒的に優れています。
Q3:作成した家系図データを次の世代(子どもや孫)へ安全に残すにはどうすべきですか?
A3:クラウド依存を避け、複数の媒体で残す「3重バックアップ」を推奨します。具体的には、①汎用性の高いPDF形式およびCSV形式でのローカル保存、②物理的な大判用紙への印刷、③親族のみがアクセスできるプライベートストレージでの保管です。特定アプリ固有の拡張子だけで保存していると、10〜20年後にアプリのサービス終了とともにデータが開けなくなるリスクがあります。