短いポッキーの正体とは?販売終了の理由と復活を望む声の真相

短いポッキーの正体とは?販売終了の理由と復活を望む声の真相

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一世を風靡したポッキーミディですが、2010年代後半にかけて静かに全国の売り場から姿を消すこととなりました。メーカー側が公式に「不人気」として終売を発表したわけではありませんが、当時の流通データおよび製菓業界の構造変化から、以下の決定的な要因が浮かび上がります。

第一の要因は、世界的なカカオ豆・原材料価格の高騰です。ポッキーミディは重量の大半をチョコレートが占める高コスト設計でした。1箱あたりの定価を維持したまま75%ものチョコレート比率を維持することは、原材料インフレの進行とともに採算ラインを著しく圧迫することになりました。

第二の要因は、江崎グリコ社内のブランドポートフォリオ再編です。同社は同時期、大人向け高級路線として百貨店を中心に展開する「バトンドール(Bâton d'or)」や、機能性表示食品「ポッキーTASTE FREE」、さらには「贅沢仕立て」シリーズなどへリソースを再配分しました。その結果、日常使いのミドルプライス帯に位置していたミディは、役目を終える形で生産終了へと舵が切られたのです。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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