新幹線を使わず、在来線や高速バスでさらに移動費を削ることは可能なのか、現地の交通事情を検証します。
在来線(山陽本線)の現実:乗り換えの壁
広島駅から岡山駅までJR山陽本線の普通・快速列車を利用する場合、運賃は片道2,640円です。新幹線自由席の半額以下で移動できる計算ですが、直通列車はほぼ運行されておらず、原則として「糸崎駅」や「三原駅」での乗り換えが1〜2回発生します。
所要時間は最短でも約2時間45分、乗り継ぎタイミングによっては3時間15分以上を要します。車内はロングシート車両が多く、長時間の乗車は体力を消耗します。「青春18きっぷ」の利用期間中(1日あたり実質約2,410円)や、車窓の旅をのんびり楽しみたい場合を除き、日常的な移動手段としては慎重な判断が求められます。
高速バス(直行便)は現在運行されていない点に注意
かつて広島と岡山を結んでいた都市間高速バス「サンサンライナー」は、利用動向の変化に伴い運行を休止・廃止されています。現在、広島市内から岡山市内へ直行する高速バスは存在しないため、公共交通機関での移動は「新幹線」または「在来線」の2択となります。