ミステリアスな実力派女優から国民的人気アイコンへと決定的な脱皮を遂げたのが、2014年からスタートしたサントリー角瓶のハイボールCMでした。
「ハイボールがお好きでしょ」というキャッチコピーとともに、カウンター越しに微笑み「うぃー」とおどけてみせる姿は、それまでのウイスキーの渋いイメージを一変させ、若者や女性層にハイボールを爆発的に普及させる社会現象を生み出しました。
同年に主演を務めたNHK連続テレビ小説『花子とアン』では、期間平均視聴率22.6%(関東地区)という高水準を記録。10代の頃に見せていた「触れたら切れるようなナイフのような危うさ」から、「誰もが隣で一緒に乾杯したくなるような多幸感あふれる親しみやすさ」へと見事な表現の幅を広げた時期でした。