2016年に配信開始された『ストレンジャー・シングス 未知の世界』におけるマイク役は、彼を一瞬で時代の寵児へと押し上げました。仲間を思いやりながらも葛藤を抱える繊細な少年の心理描写は、世界中の視聴者の心を鷲掴みに。そして、シリーズの集大成となる『ストレンジャー・シングス シーズン5』の撮影現場でも、制作陣のダファー兄弟が「物語の精神的支柱」と絶賛するほど円熟した芝居を披露しています。
しかし、彼が真の意味で「偉大な俳優」と呼ばれる理由は、単一の当たり役に甘んじなかった点にあります。2017年のメガヒットホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』では、おしゃべりで下品なジョークを連発するリッチー・トージア役を怪演。マイクの優等生的なイメージを鮮やかに覆し、米映画界にその演技の幅を見せつけました。
さらに、伝説的シリーズの正統続編『ゴーストバスターズ/アフターライフ』および『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』では、物語の中心となる兄トレヴァー役を好演。当時の特別インタビューで彼は「プレッシャーはあったが、自分自身のルーツであるクラシックなカルチャーへの敬意を込めて挑んだ」と述懐。大作映画のプレッシャーを跳ね除け、名実ともにハリウッドの主役級スターとしてのポジションを盤石なものにしました。