火種となったのは、5ちゃんねる(旧2ch)やX(旧Twitter)、TikTokなどのSNS上での投稿でした。『さよならエレジー』を聴いたリスナーが「どこか懐かしい」「別の曲を思い出す」と感じたことがきっかけです。『さよなら』という印象的なフレーズと、胸を締め付ける『エレジー』特有の哀愁漂うメロディが、特定の有名曲と重なって聴こえるという投稿が拡散され、パクリ疑惑へと発展していきました。
特に、アコースティックギターのカッティングから始まるイントロや、サビへ向かう疾走感あふれるビートが、2000年代のJ-POPやアニソン、オルタナティブ・ロックの名曲と共通のニュアンスを持っていることが指摘されています。聞き手が既視感(既聴感)を覚えることで、「パクリ」という強い言葉で語られてしまう側面があるのは否めません。