大滝詠一「君は天然色」歌詞の真相|松本隆が隠した哀哭と誕生秘話

大滝詠一「君は天然色」歌詞の真相|松本隆が隠した哀哭と誕生秘話

今注目を集めている 大滝詠一「君は天然色」歌詞の真相|松本隆が隠した哀哭と誕生秘話について、詳しいまとめをご紹介しています。

Q1:「君は天然色」のタイトルはどうやって決まったのですか?
A1:かねてから大滝詠一が温めていた「天然色」というレトロな日本語の響きと、カラーテレビ普及期のキャッチコピー「総天然色」へのオマージュから着想されました。モノクローム(白黒)の世界に色彩を取り戻すという松本隆の詞世界と奇跡的に合致し、正式なタイトルとして採用されました。

Q2:イントロ冒頭のカウントや雑談のような声は誰のものですか?
A2:大滝詠一自身の声です。スタジオでミュージシャンたちに合図を出す「1, 2, 3, 4」というカウントや、スタジオ内のチューニングノイズをそのまま意図的に残して編集しています。これから極上の音楽ショーが始まるという臨場感とワクワク感を演出するための大滝ならではの遊び心です。

Q3:妹への哀悼歌なのに、なぜあんなに明るくリズミカルな曲調なのですか?
A3:大滝詠一の音楽哲学である「ポップスは哀しい感情を直接ぶつけるのではなく、明るいオブラートに包んで届けるもの」という美学に基づいているためです。また、松本隆自身も「哀しみに沈んだまま終わるのではなく、もう一度世界に色を取り戻したい」という再生への意志を込めたため、疾走感あふれる明るいサウンドとして結実しました。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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