スコアブックは単なる試合のメモ書きではなく、選手の努力や投手の防御率、チームの勝敗要因を後世に残す「公的記録」です。特にインターフェアのようなイレギュラーな事象において、誤った記録をつけてしまうと選手の通算打率や投手の正当な評価を歪めてしまうリスクがあります。
【判断基準】スコアラーが手元に置くべき必須チェックフロー
インターフェア発生時に迷わないため、以下の3ステップを順に確認してください。
① プレイの結末を確認:妨害後、打者および全走者が1個以上進塁したか?(進塁完了なら妨害無効で通常記録、それ以外なら妨害適用)
② 満塁かどうかの確認:妨害適用時、満塁押し出しなら打者欄に「打点1」を忘れず付与する。
③ 守備側記録の確認:捕手に「失策1」を計上し、以降のイニングにおいて自責点計算から除外するフラグを立てる。
冷静にルールを切り分け、正しい記号と数値を刻むことこそが、選手と審判、そして試合そのものへの最大の敬意となります。