栄光の時間は長くは続かなかった。所属事務所とのトラブル、そして度重なる逮捕劇。ワイドショーは連日、彼女の転落をセンセーショナルに報じた。昨日まで彼女を持ち上げていたメディアは、手のひらを返したように「悲劇のヒロイン」から「社会のドロップアウト者」へと仕立て上げていく。
バッシングの嵐の中で、彼女のプライバシーは完全に剥ぎ取られた。ネット上には無数の憶測と中傷が飛び交い、彼女の居場所はどこにもないように見えた。世間は彼女の苦悩をエンターテインメントとして消費し、その破滅的な生き方に冷ややかな視線を送り続けたのである。