相撲の廻しに挟む「さがり」の正体|注連縄の由来と落ちた時のルール

相撲の廻しに挟む「さがり」の正体|注連縄の由来と落ちた時のルール

相撲の廻しに挟む「さがり」の正体|注連縄の由来と落ちた時のルールの最新情報を解説します。役立つ情報が詰まっています。

Q1:さがりは何本あるのが正式なルールですか?
A1:一般的に17本、19本、21本の奇数で作られます。大相撲の規則で厳密な数値が義務付けられているわけではありませんが、陰陽思想で吉数とされる奇数、かつ「割り切れない=勝敗で土がつかない」という縁起を担いで奇数にするのが伝統的な慣習です。

Q2:取組中にさがりが落ちた時、力士が自分で拾ってもいいですか?
A2:力士が自分で拾うことは絶対にありません。取組中に勝負以外の動作をすることは禁じられており、土俵上の異物はすべて行司が状況を見極めて土俵外へ掃き出す決まりになっています。

Q3:幕下以下の力士が固いさがりを着けることはできますか?
A3:できません。糊で固めた絹のさがりを身につけられるのは十両以上の「関取」のみと厳格に決められています。幕下以下の力士は糊付けされていない柔らかい木綿紐のさがりを使用します。

Q4:さがりは力士本人が手作りしているのですか?
A4:基本的には本人が作るのではなく、各相撲部屋を担当する「呼出し」が伝統の技法で製作するか、専門の職人が仕立てています。呼出しは土俵作りだけでなく、力士の身の回りの伝統装具を仕立てる職人としての役割も担っています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。