皮ごとレンジ調理において、唯一とも言える失敗の原因が「加熱時間の過不足」だ。加熱が足りなければ中心部が生煮えになり、逆に加熱しすぎると水分が抜けすぎて粒が縮み、パサつきの原因となる。一般的に流通している標準サイズ(皮付きで約300〜350g)を基準とした最適な加熱データを把握しておく必要がある。
家庭用電子レンジの主流であるとうもろこし皮ごとレンジ600W加熱時間の基本は、1本あたり4分〜4分30秒(目安は4分15秒)だ。庫内中央に横向きに配置し、途中で裏返す必要はない。一方、出力を抑えてじっくり熱を通したい場合やとうもろこしレンジ500W何分か迷う場合は、5分〜5分30秒を目安に設定すると芯まで均一に火が通る。
家族分などを調理する際に直面するのが、とうもろこし皮ごとレンジ2本の加熱時間の計算だ。電子レンジは食材の総重量に比例して電磁波が分散するため、単純に2倍の時間をかけると外側が過加熱を起こす。2本同時に加熱する場合の最適解は、600Wで7分30秒〜8分(500Wなら約9分〜9分30秒)だ。2本を平行に並べ、開始から4分が経過した段階で左右の位置を反転させると、熱ムラを完璧に防ぐことができる。