「自然由来の植物だから安全」という過信は禁物です。またたびは猫にとって強い薬理作用を持つため、与え方を誤ると深刻な危険性を伴います。最も注意すべきは、一度に大量摂取したことによる中枢神経の過度な麻痺です。
強すぎる刺激を急激に受けた猫は、呼吸困難や激しい痙攣、意識障害を引き起こす可能性があり、最悪のケースでは急性中毒による死亡リスクすらゼロではありません。また、丸ごとの実や原木(枝)を与えた際に、破片を喉に詰まらせたり腸閉塞を起こしたりする物理的な事故も多発しています。持病に心臓病やてんかんを抱えている個体には、発作を誘発する恐れがあるため絶対に与えてはいけません。