Q1:市販のホクロ取りクリームやエステのレーザーで取っても問題ありませんか?
A1:絶対に避けてください。万が一そのホクロが悪性黒色腫であった場合、中途半端にレーザー照射や薬品処置を行うと、病変の深部刺激となりがん細胞の血中への散布やリンパ節転移を劇的に加速させます。また、組織を焼き切ってしまうことで病理診断(顕微鏡での確定診断)が不可能になり、適切な治療の開始が遅れる致命的なリスクを招きます。
Q2:足の裏にできたホクロは、すべてメラノーマに変化するのですか?
A2:すべてがメラノーマになるわけではありません。足の裏にあっても、規則正しい線状パターンを示す良性のホクロ(母斑)であるケースは多数存在します。大切なのは「足の裏にある=即がん」とパニックになることではなく、ダーモスコピー検査で良性・悪性を判定してもらい、変化がないか専門医のもとで経過を追うことです。
Q3:皮膚科を受診する際、何か特別な準備や紹介状は必要ですか?
A3:特別な準備は不要ですが、爪を診察する場合はネイルアート、マニキュア、ジェルネイルを完全に落とした状態で受診してください。まずは近隣の「皮膚科専門医」を標榜し、ダーモスコピー検査を扱っているクリニックを受診すれば十分です。専門医が悪性と判断した場合には、大学病院やがん専門病院などの高次医療機関へ速やかに紹介状が発行されます。