館内に足を踏み入れた来館者を迎えるのは、古代オリエント、古代エジプト、古代ギリシャ・ローマ、そしてルネサンス期に至るルーブル彫刻美術館 展示作品一覧約1,300点に及ぶ圧巻のコレクションです。
本家パリのルーヴル美術館では、厳重なロープや防弾ガラスで保護され、連日押し寄せる世界中の観光客越しにしか鑑賞できない国宝級の彫刻群が、ここでは目と鼻の先の距離で展示されています。
ルーブル彫刻美術館 見どころの筆頭として外せないのが、以下の世界屈指の傑作群です。
1. ルーブル彫刻美術館 ミロのヴィーナス
館内中央に優美に佇む『ミロのヴィーナス』は、ルーヴル本館が所有する実物から直接型取りされたマスターキャスト。特筆すべきは、本場パリでは立ち入れない像の背面に回り込んでの360度鑑賞が可能な点です。腰布のリアルな質感や背筋の絶妙な筋肉の起伏、光の当たり方による陰影の変化を心ゆくまで堪能できます。
2. ルーブル彫刻美術館 サモトラケのニケ
吹き抜けの階段スペースに堂々と翼を広げる『サモトラケのニケ』は、船の舳先に降り立った勝利の女神の躍動感を原寸大で再現。薄い衣が風にたなびき、肌に吸い付くような彫刻技法の極致を、見上げるようなダイナミックなアングルから間近に体感できます。
3. 歴史の教科書を彩る古代文明の至宝群
彫刻のみならず、エジプトの『ツタンカーメン王の黄金マスク』、世界最古の成文化法として名高い『ハンムラビ法典碑』、くさび形文字が刻まれた『ロゼッタストーン』、ミケランジェロ作の『モーセ像』『瀕死の奴隷』など、教科書で誰もが目にした歴史的遺物が一堂に会しています。
これらの作品群はすべて、本館公認の精密な石膏鋳造技術によってミクロン単位の寸法・テクスチャが再現されており、学術資料としても極めて高い価値を有しています。