読者の関心が高い「現在の組織実態や本部拠点がどうなっているのか」という核心に迫ります。大石組の本拠地は古くから岡山市北区田町に置かれていましたが、近年の暴排規制と対立抗争への警戒から、その運用形態は劇的な変化を余儀なくされました。
警察当局および住民側による使用差止請求や、特定抗争指定に伴う警戒区域設定により、本部ビルへの組員の立ち入りや会合の開催は厳しく禁じられています。かつてのように組員が威圧的に出入りする光景は消滅し、現在の連絡業務や意思決定は、岡山市内外に点在する幹部の関連施設や安全な拠点を経由して行われているのが実情です。
表向きの活動拠点が封じられた一方で、六代目山口組直参としての機能が停止したわけではありません。慶弔行事や本家への参画は厳格な連絡網を通じて維持されており、外観上の静けさとは裏腹に、内部統制は依然として維持されています。