Q1:水分不足で尿が濃いときと、尿蛋白が出ているときの泡立ちの違いは?
A1:水分不足による尿は濃い黄色になり、排尿時の勢いで泡立ちやすくなりますが、その泡は比較的大きく、1分程度放置すれば自然に消えていきます。一方、尿蛋白による泡立ちはビールの泡のように非常に細かく、数分経っても消えずに便器の水面に層のように残り続けます。
Q2:市販の検査薬(ウリエースなど)でチェックしても正確に分かりますか?
A2:薬局やドラッグストアで購入できる尿試験紙は、尿蛋白のスクリーニングとして有用です。早朝第1尿(起きてすぐの尿)で測定し、変色表と照らし合わせて陽性反応が出るか確認できます。ただし、試験紙はあくまで定性的な目安であり、偽陽性・偽陰性もあり得るため、陽性が出た場合や陰性でも泡立ちが続く場合は医療機関での精密検査が必要です。
Q3:尿蛋白が陽性になったら、もう腎臓病は治らないのでしょうか?
A3:決してそうではありません。一過性の生理的蛋白尿である場合もあれば、初期の慢性腎臓病であっても早期に原因(高血圧や高血糖、免疫異常など)を特定し、適切な薬物治療(RAS阻害薬やSGLT2阻害薬など)や生活習慣の是正を行うことで、尿蛋白を減少させ腎機能の悪化を大幅に遅らせることが可能です。最も危険なのは「症状がないから」と受診を先延ばしにすることです。