ふたりの出会いは、1998年7月クールに放送され社会現象を巻き起こしたドラマ『GTO』(フジテレビ系)でした。元暴走族の破天荒な教師・鬼塚英吉役を演じた反町隆史と、同僚教師の冬月あずさ役を演じた松嶋菜々子は、劇中さながらの息の合った掛け合いで視聴者を魅了しました。放送終了後の1999年秋頃から本格的な交際へと発展したと当時のスポーツ紙各紙が報じています。
ふたりはともに1973年生まれの同い年(学年は反町隆史が1学年上)という年齢差のない対等な関係であり、当時の芸能界におけるトップスター同士のビッグカップル誕生は日本中に大きな衝撃を与えました。そして2001年2月21日、反町隆史の公式ファンクラブイベント直後に婚姻届を提出し、翌22日にフジテレビのスタジオで緊急結婚会見が行われました。
会見場に単独で先に登壇した反町隆史は、結婚を決めた理由について「彼女の手料理や家庭的な一面、何より自分に嘘をつかない芯の強さに惹かれた」と率直に告白。続いて登壇した松嶋菜々子も「嘘のない実直な人柄と、頼もしさに自然と惹かれていきました」と語り、互いをひとりの人間として深く敬愛している姿勢を示しました。この会見は、昭和型の「事務所主導の形式的な結婚発表」から、平成・令和へと続く「当事者の意志を前面に出した対等なパートナーシップ」への転換点としても語り継がれています。