自身の生きづらさの根底に知的能力の偏りがあるかどうかを確認するための客観的なチェックリストです。以下の項目に多数該当する場合は、専門医療機関への相談を検討する目安となります。
- 金銭管理・計画性の困難:おつりの計算が瞬時にできず小銭ばかりが財布に溜まる。クレジットカードのリボ払いやローン契約の構造が理解できず、毎月の収支が破綻しやすい。
- 時間管理と段取りの弱さ:約束の時間から逆算して準備をすることが難しく、遅刻を繰り返す。複数の家事を並行して進められない。
- 抽象的な指示への対応:「適度な量」「臨機応変に」と言われると何をすればよいか分からず手が止まる。
- 手続き書類のハードル:行政の手続き、賃貸借契約書、保険の契約内容などの文章を読むと頭が真っ白になり、自力で記入・理解できない。
- 同じミスの反復:メモを取っていても、メモのどこを見るべきかが分からず、注意された失敗を何度も繰り返してしまう。
- 道順や空間の把握:何度も通った道でも方向を見失いやすく、地図アプリを見ながらでも目的地に辿り着けない。
これらのサインは本人の「努力不足」や「怠慢」によるものではなく、脳の情報処理特性に起因するものです。根性論で克服しようとすれば、うつ病や適応障害といった二次障害を招く危険性があります。